
天満橋のOMMの地下。動き様のないカウンター席が並ぶ焼き鳥屋さん。
扉も無くてツーツーやから、深刻な話も、込み入った話も、秘密の話も出来そうにない。この設えで18時半に満席。めっちゃ良い寄り道スポットなんやろなぁ。
食堂街を外れてアクセスも悪い、言うたら地下鉄への連絡通路にポツンとあって、満席でビックリした。みんなが求めてるもんとお店の性格が見事にハマったんやろなぁ。
行かな。もとい、寄らな。
日曜の夜20時から京都で打ち合わせ。
せっかく京都行くのに、夜に着いて打ち合わせして、トンボ帰りするのん悔しいなぁーと思って、「
コンペの締め切り前で詰まってるらしく、「
いざまともに時間過ごすのが初めてでちょっとドキドキしながらも
ちょくちょく行くバーに連れてもらった。タバーンシンプソン。カウンターに並んで、お酒飲みながら、
連れてもらう上に、「馴染みさんの連れ」
腐れ縁にまでにはクダけきらないよう、
20時の打ち合わせもフランソワに初めて入ってやったし、

働き始めて市内に住むようになってから、終電が無くなってもタクシーで帰るってワザがあるからオールすることがなくなった。しかも、遊びながらも次の日の予定が控えててそれを無意識に気にしたりするようになった。
そんな毎日の中でそんなんじゃない久々のただのオール。梅田の高架下のバルバラマーケットで飲んでたら奈良の友達の終電が無くなって、中津のトドムンドになだれ込んだ。チャリ組とタクシー組に別れて。
終電の前後でその夜の心のゆとりが一気に広がる。終電前のイソイソしいこと。終電後の豊かなこと!
朝になってもう始発が出てるのに、友達の予定のための時間潰しに付き合って、なか卯で朝御飯食べて、北浜のドトールでコーヒー、することなくなって堺筋本町でようやく解散。
あー気だるい。久しぶりにええなぁ。
節分ってことで、前もってすし萬で巻き寿司を買って、本町で待ち合わせて新町の端っこのミリバールへ。ただ、ミリバールの中でお寿司持ち込んでは食べられないから、大学の先生も巻き込んで、途中の公園に寄って突っ立って、せっかくやから南南東向いて食べようかと。
「しゃべったらあかんねんでー」、って1本を3等分してもらったのをそれぞれ持って、「せーの」で食べたら、早々に後ろから「ほいひぃー」って聞こえた。
お店に着いたら、美味しいおかずをちょこちょこ頼んで、大体は将来のこととか仕事のこととか、家族のこととか。ミリバールはしっかりご飯スタイルじゃなくなったけど、晩ご飯も過ごせた。そりゃカフェやねんし、こっちのスタンスさえ間違わなかったら過ごせる。スタンスといえば、ワインをデカンタで入れてもらったり、ガーリックオイル煮をミックスでやってもらったり、デザート盛り合わせを聞いてもらったり、店員のお姉さんとの信頼関係に甘えたやり取りで融通利いてもらえた。
働き始めてもうすぐ4年。不定期に継続的にこういう会がこんなに続いてるのって、普段は特に何も感じないけど改めて考えると奇跡やなぁ。4年って結構や。

梅田のおなじみのJRと阪急の間の横断歩道。右手の阪急側の歩道を通って新梅田食堂とか新阪急ビルとかスカイビルとか行ったりはするけど、この日はたまたま車道を自転車で通った。そしたら高速道路のトンネルみたいなカッコいい照明の雰囲気ある道やった。
普段は横断歩道の向こう側見て信号待って、向こう側見て渡ってるだけやから、その隣の線路下のことなんて想像すること無かった。人がめっちゃ行き来してたりデパートがあったりする「すぐ隣に」こんな雰囲気の空間があるなんて思わなかった。ハッとしてグッやわ。何かめっちゃ都市!って感じ。
うるま御殿で飲んで踊って飲んで踊って、次はサンセットに移動。ってことは、大正島の南端から北端に行くような行程。にも関わらず、うるま御殿を出て連れられるまま銭湯に行った。そりゃ確かに踊ったから汗流さなな。
ということで、他のみんながタクシーとかでサンセットに向かう中、男4人で大正通の一本東を歩いて北上してた。そしたら左手に立ち飲み屋があった。めったにない組み合わせの4人やし、ってことで身内ノリ感満載のお客さん3人のお店に異物感満載の4人でおじゃま。だいたいそもそも一緒にお風呂入ることも無い組み合わせやし。
腰低くお店に入ったとはいえ、のびのびとカウンターを使ってはった3人のおじさんを左側に固めるような格好になってしまって、閉店時間過ぎてる22時過ぎの立ち飲み屋さんで瓶ビールと小皿。酔ってたから意識も弱かったけど、間違いなく浮いてたな。3対4やから会話を交わすことも無し。ま、「居座れへん」っていうのは伝わってたはずやからまだマシやな・・・。で、その後銭湯に行って、小一時間過ごして、ええ加減にサンセットへ行った。
大正島には居座った。
日曜の昼間はともかく、夜はあんまり人もおらんしデートするだけのわかりやすいスポットもなくて、肥後橋は人が少ない。グラフのカフェに居てる人もパラパラ。波にさらわれきれなかった砂浜の貝みたいな感じ。
客おらんくなったらお店閉めよかな、ってぐらいのお店の雰囲気に居座らせてもらいながら、将来のこととか仕事のこととか重箱の隅をつつくような他愛の無い話を続けた。
お酒1杯頼んで、食べ物ちょこちょこちょこと頼んでしゃべってたらラストオーダーになったけど、カツレツも食べたことやしお腹は膨らんでいて、お酒も胃袋が若干嫌がっていて、そしたらコーヒー飲みに行こかと外に出た。
日曜のオフィス街の夜っぽい、ドンヨリした日が届きにくい水の中みたいな雰囲気の街とお店と自分の気分がええ具合にマッチした。ここまでくると、「グラフやからオシャレぶろっかなー」なんて気持ちの対極にまでこれる。
北加賀屋の名村の後に大正のうるま御殿に行く1日。電車で難波まで戻ってきて、大正駅かなぁ?って思ってたら、地図みたら北加賀屋と南恩加島の南下具合がめちゃ近かった。
こりゃ歩いていけそうやって思って、メガネ橋を渡る行程に変更!ざっくり1時間程度余裕みて、てくてく歩いた。真冬の寒い気温に対して歩くことで体暖かくして対抗する感じとか、すっかり薄暗くなった暖色灯の巨大構造物(メガネ橋)の景色とか、あっさり車に抜かれる感じとか、久しぶりの街なかじゃないもの寂しさが気持ちよかった。この感覚最近感じてなかったなぁ。
1番典型的なんは、1人で歩く晩の十三大橋とか銀橋。あっ、けっきょく橋か。
昼にはちょこちょこ行く山猫軒、夜しか出さないピザを食べに2年ぶりにディナー。
昼にランチするときは去年までデザイン事務所で働いてた友達との近況報告する時で、「ピザ食べよー」って行くたびに「ピザ夜やった・・・」って気づいてパスタ食べてた。大阪でおいしいピザで精神的に自分と親しい店の記憶を繰ってたときに、はっと思い出して以来、夜に行きたいなぁ~と機会を伺ってたら、ようやく。
3人で予約して、夜の9時に1人目の友達と落ち合って、バーニャカウダとレバパテとピザとパニーニ。いつの間にかイタリアの本場トロトロピザをイメージしてたギャップもあってか、パニーニに「おいしい!」ってなった。仕事のことやら結婚のことやら、3人目を待ちながらポタポタ言葉を落としながらおしゃべりした。店の空気もそんな感じ。気の利いた料理を気の張らない空間で。2年前にもかかってたフィッシュマンズが今日もお店に入った途端にかかってた。胸キュンやわ~。でも次の曲は別の歌やった。見たらi-podやった。2年前はCDやった。

バーでのイベントが目的やからいわゆる京都観光じゃない、土曜日の訪京。けどそうは言うてもまぁ確かにせっかくの京都行く機会と思って、20時集合のところをどっかで晩御飯食べようと18時出町柳着の京阪に乗った。
電車で読んでた本がアジアの朝ごはんエッセイやったせいでガサツな中華の口になってしまっていて、学生街の中華料理屋を求めながらバーへの道を遠回り。百万遍から北上しつつ、「大通りばっかり歩いててもあかん!」と思って脇道をキョロキョロしてたら数軒の明かりを100mほど奥に見つけたから右折してみることにした。
でも、近づくにつれて目指してた明かりは居酒屋ダイニングみたいなお店ってわかってきて、次にどこ曲がるか考えてたら、居酒屋ダイニングの目の前がまさかの進々堂!有名純喫茶の支店!?と思ったら同名のパン屋さん…、と思ったら陰になってた隣のお店がまさかの中華料理屋!やったー!!
店の扉を開けて偉そうにせず、自分の扱いを一瞬だけお店のおかあさんに任せ、「入って良いよ」の素振りを受け取ってテーブルに座った。
自分が扉を開けたことでお店の空気が変わって、それがきっかけで常連さんが出ていって、店に客は自分1人になった。お店の人も特に話したがりな感じやないし、「どうせ一見」やし、八宝菜頼んででしゃばらずにテレビと新聞見ながらビール飲んでた。こんな状況の馴れ馴れしい一言が自分の居場所を無くすことになる気がするから。
出てきた八宝菜は意外にも飴色餡で、飲み進めてしまっていたビールだけじゃもう足りなくなってしまっていて、時価設定の漬け物が気になったのもあって、漬け物とビールをお代わりした。
美味しい八宝菜と長皿にてんこ盛りのザーサイやらメンマやらの漬け物とビール二本で、一時間近く座ってたけど、結局お店との距離は縮まらず、一期一会なりの時間の共有はできんかった。と思ってたら、最後の最後に「お水お代わり要る」「あ、いえいえ」「入れるわな!」ってお水を薦めてくれたあのやり取りで、ちょっと気が緩めることができた。まっとうな一時間やった。

地元の友達が忘年会企画してくれたから乗ったものの、フタ開けてみたら手を挙げたのは自分1人だけ。
3日前に「まぁたまには2人で水入らず」ってなったものの、「おまえとやったらいつでも飲めるわぁ!」って思って、このままやと趣旨も変わるしモチベーション切り替えなあかんやん!って思って、その友達が声かけきれてない何人かに声かけてみて結局4人になった。
4人程度やったらちょっとは好みの偏った店にしてもええやろうし、ってことで串揚げ屋さんのピッコロラモへ。
お酒の飲めない15年以上前にパクパク食べて「もう終わり!?」とか思ってた大人の店は、変わらずに大人の店で、ちょっとは自分等が大人になって近づけたからか、瓢箪山らしからぬ大人のええ店やった。
創作串の創作具合に疑い無く身を委ねてパクついて舌鼓だけ打つ贅沢!これって六覚燈やん!!ワインやし!!楽しいー!!

夜の酒屋でチロチロっと飲んで、その後に一緒のときはお決まりのコースのカフェバーへ。
カウンターに並んで「えぇっ?」って言われながらも店の扉開ける前からそのつもりにしてた袋ラーメンを注文した。
実費の感性で考えたら、家で食べたらええやん高いやんって話になるねんけど、むしろ400円で締めのラーメン食べられるねんから安いやん、って発想に。
そして旨い。

朝イチに梅田から家まで帰るのにチャリンコ漕いで西天満を通り抜けた。
裁判所の脇の道、歯医者さんの裏の壁が素敵なことになってた。長屋的にくっついてた家を取り除いてできた跡を敢えて装飾したんかな。
普段は御堂筋を通ってるからか、今まで見つけることの無かった景色。

小さなエッセンスからまちの暖かさが伝わる。
浪速区の体育館でプチヨガ講座受けて、昼ごはんでも食べるのにぶらぶらしようと思いながら、それなりに自分の中で納得できる店入りたいなぁと思いながら、気分とバシッと合うのが思い浮かばんくて、まぁその後でair1963ビル行くし、道すがら探そうとぶらぶら歩いたら、着いてもた。
「ビルの隣らへんにたこ焼き屋か酒屋かあった気ぃするから、もうとりあえずそこかな。」って思ってビルまで近づいた。そしたら、そのビルの1階がカフェになってたー!!キター!!

こんなカフェカフェしたカフェ、入るのも久しぶりやし、狙わずに出会うのなんて、超久しぶり!久しぶりのカフェ尾や。料理若干足らん~、カフェー!!!
ビルも、ビルとして「荒削りな集合体」な感じでええ感じ~。
今日は阿倍野やったから、今日も明治屋。
「なんでこれほどに言われるのか理解できない」って言われながら、なんでやろ?ってわからんかったけど、
ふと帰り道、明治屋に吸い寄せられるのと、カフェに行くのとが似てることに気づいた。
お腹を満たすわけでもなく、コーヒーの代わりにお酒を飲んで、気分を楽しむ感じ。
だから、酒場にしては客と店とのやり取りがほとんど無くてもそれがええって思われるんや。
やり取りが楽しいと、気分を楽しむには雑音になっちゃうから。

電車が眠ってるのって良い感じ。
「22時ごろから梅田で飲むでー。」
って、もうオネムの21時半ぐらいに会社の同期からメールがあって、
「めっちゃ眠いけどせっかくのお誘いやから顔だそう!」とモードを切り替えて、
梅田の東通まで家からチャリンコ走らせた。
扇町方面から向かって「おぉっ」って思ったのは、
神山町あたりは風俗に片足を突っ込みかけたような雰囲気になってたこと。
で、合流してチョコチョコっと飲んで中座して梅田方面にチャリンコ進めて思ったのは、
新御堂筋あたりは、精通がきていない少年のような若さあふれる雰囲気があったこと。
まだ射精知らないけどエネルギーはあふれる!みたいな感じ。ええ感じやなぁ。
あー、大学のサークル時代が懐かしい!
合流してハイボール2杯だけ飲んで30分で切り上げた時点で、
もはや同じ存在空間に居れてない!!あぁん!!
西梅田のはずれ、リッツカールトンの前の高速下の公園。
できた頃からなかなか使われにくくて放置自転車の多い公園。
通勤人の通り道。切ない。夜なんてもっと切ない。
「へー、こんなとこに広い公園あるんやー。…あっ!西梅田の公園か!!」
なんか、ライトアップといい、水芸といい、惜しい感じに雰囲気があった。
とんぼりリバークルーズに3~4年ぶりに乗った。
期間限定のジャズを聞きながら道頓堀川を行ったり来たりのクルージング。
川沿いの遊歩道が、ずいぶん長くできあがってて、たくさんの陸の上の人とすれ違う。
川をはさむビルのお店の中が見えるお店のお客さんもこっちを見てる。
そういう人たちと手を振り合う楽しさを満喫!
知らない人同士でも、一瞬だけの関係であっても、
見る側と見られる側の間で、
お互いに好意を見せ合ってるって実感できるのがたまらなく楽しい。
なんで、いつも知らない同士があれだけ素っ気無いのかっていうギャップがあるだけに。
相変わらずの川と船の魔法。

昼過ぎに阿倍野で用事を済ませて、フープとアンドに買い物に行ったけどええのが無くて、なんばパークスまで行くその前に、明治屋に寄り道。
酒の匂いさせながら買い物するのん、あんまし良くないなぁとは思いながら、10月で移転することとか、繊細なガラスの徳利の透き通ったイメージとかを考えたら行かないわけにはいかない。行っとかないわけには行かない。
お昼まともに食べてないし、ちょこちょこっと飲むような気分で行こう。買い物の休憩のお茶な気分で行こう。と、初めての昼間の明治屋の扉に手をかけた。
店に入ったらちょーど1つだけカウンター席が空いてて、でも座る前に店の姉さんの視線を感じて、「初めてちゃうで!」の強がりも混じって瓶ビールって言うたら、小さいので十分やったのに大瓶。
「やばー、この後に日本酒飲んだらアルコール臭抑えられん。」
って思ったけど、仕方ないからジャコおろしとぬたでビールを空けて、お酒を言うたときは、もうお腹いっぱい感が強まってきてしまっていた。けどおいしいねー!
隣のカップルとか奥のおっちゃんとか、移転の話をしてる。「やっぱりこの内装が大事」「味があるからなぁ」とか。確かに何十年もの間、世代を超えて人がもたれてたカウンターはもうフラットじゃなくなってだいぶ手前に傾いていて、ええ感じやね。
けど、別の見方をすると、この内装はこの場所に根付いたものであって、新しいビルの新しい内装とこの先どれぐらい付き合っていけるんやろうか。仮に内装が新しくなっても「やっぱ明治屋やなぁ」って思うところがあったら、それこそホンモノやろなぁと思った。阪急が建て変わるときも、「潰すからには前よりええもんにしてやー」って思ったなぁ。
夕方からのワーキングを10時前に切り上げて、
「新町のorangeに飲みに行こう!」と勇んだら月曜日があいにくお休みで、
「じゃあパッパに行ってみよう!」ってことで、なにわ筋越え。新町の懐へ。
軒からフワッ、サァッ、ピカッと店の明かりが漏れてて、
人通りの少ない月曜日の新町の道やけど、
その明かりの前を通ると人でぎゅうぎゅうやったりする。
この感じええね。遠めにはわからんけど、知ってる人は知ってる、的な。
そんな新町の素質。
そういう店を1つでも得意にしておけば、
新町歩きの心もとない感じに少しは余裕が出てくるのかな。
お盆休みの夜は桃谷の高架下の焼肉屋の道楽。
1年に1回、みんなが集まれる幸せを実感する日。
毎年の恒例行事が繰り返される幸せ。
雑誌とかテレビとかインターネットとか、
焼肉の有名な美味しいお店が紹介されてるけど、
「道楽がどこよりも美味しい。」と、実感。
他の店とは自分との歴史が違うねん。
ここの味を期待する舌ができあがってて、
実際に食べて期待通りの味やと「うわー!」ってなる。
インターナショナルワークショップフェスティバルの講座を受けに、千林の芸術総合館まで行った。「大阪大阪」言うてるくせに降りたことの無かった千林、19時講座開始の時間ギリギリやったから、「帰りに寄ろう」と行きしなはキョロキョロと気になる店をチェックしただけで早足で歩いた。
で、20時半の帰り道。まっすぐ家に帰ってご飯食べてもええけど、「初めて千林を歩くのは今日しかない。店に入らな。」と寄り道を肯定してわくわくしながら駅までの道を戻った。
【知らん町に降り立って、独りでどの店に入るか考える、迷う、意を決して扉を開ける】
この一連の精神状態ってたまらん。静かなアドレナリンが出てるんとちゃうかな。
行きしなに見つけたほとんどはええ感じの大衆酒場で、何軒かあるうちのどれかに入ろうとしたけど、20時半っていう時間は店が一番盛り上がっていて、カウンターで囲む店とはいえ「独り」が一番肩身が狭い時間帯やった。
独りの時はお店の開店後か閉店前かが吉で、店に油が乗ってる時間帯はかなりハードルが高いことに気づいた。
そうこう選り好みしてるうちに森小路駅の前まで来てしまっていたから、駅前でピンときてた蕎麦屋に入った。ある意味、そこに入るしかなかった。そばが並ぶガラスケースの脇に板わさや冷奴も並んでた。よし大丈夫。
お店の中には、テーブルだけじゃなくてカウンターもあったけど、厨房側に取り込まれてるような感じでどうも座るべきじゃない。お客さん2人がテーブルでざるそばを食べてた、そろそろ終わりそうな店内やった。
テーブルに座って、お水持ってきてもらいながら、冷酒とニシン甘煮を頼んだ。「そばといえば日本酒でしょ!」って。ところが、ノドを舐めて食道に降りていく冷酒のトロッと感をイメージしてたら、「…何か違う…まだ早い…。」っていう違和感が湧いて、「やっぱりビール!!」と思い立って、おかあさんに冷酒を瓶ビールに変えてほしいって言うた。
ら。
お母さんが片眉を上げながら少し前傾で「アサヒ?キリン?」って。
こっちもちょっとニヤけながら「キリン。」って。
一気に緊張が取れてこのテーブル席が居場所に変わった。
瓶ビールのアテに小皿の枝豆出してくれたり、あったかいざるそばが置いてたり、ニシン甘煮がレトルトっぽくて安旨やったり、何から何まで最高のお店になった。ゴキゲンさんでビールのんでニシン食べて冷酒飲んで蕎麦食べる独り客。2合瓶しか冷えてる冷酒がなくて、ちょっと多い気がしたからお店のお父さんに勧めたけど固辞されて、ほろ酔いの中出過ぎた真似したことを少し反省。まぁ酔ってるから少しだけ。客観的に自分が見れていない状態の気持ちよさってやつ。
ビール飲んでる頃は気が大きくなって、「この後に通り過ぎた大衆酒場に戻ってやろう!」
ってウキウキしてたけど、冷酒飲んでそば食べきる頃には腹パンパンで寄り道できるような余裕が無かった。
そんな千林の初夜、2000円也。
おばあちゃん家からの帰り道、桃谷から長堀橋へ抜けるのに、だいたいは鶴橋~上本町の間のどこかを通っていく。
「同じ道を通ろう」なんて思ってないのに、「大体の方角だけ確認して適当に道を曲がろう」ってだけ考えてチャリンコを漕いでたら、はたして癖なんか自分の好みに無意識に従ってるのか、ほぼ毎回同じ道を通ってしまってる。住宅で密集してて道の多い地域にもかかわらず。
で、今回は意識して違和感のある道、違和感のある道を選んで曲がることに。そうやって進んでいくと、なんで今まで見つけられなかったんかっていうような見たことのない風景に出会った。
まさか鶴橋温泉以外に銭湯があったなんて。しかも煙突ってまぁまぁ背が高いのに、今まで見たこと無かった。大正湯。

発見だぜ!!
なんでこんな急な階段をつけるしか仕方なくなるまでに
スロープを作らんかったか謎な急階段と、その下に寝そべるネコにも出会えた。

発見だぜ!!
楽しい!!

シモジマ行ったりJTB行ったりビックカメラ行ったりするのにチャリンコ漕いでたら、コロンビアが近いことを思い出して、休憩がてら入った。
わざわざ目的地にしたり、その日の行程のメインディッシュにしたりするいわゆる昨今の「カフェ」じゃなくて、使われることありきで在るカフェ。使う側の要求を過不足なく満たしてくれてる感じ。余計な付加価値無し。
この、どーってことない感が存分に出てるコロンビアはかなり素敵なカフェやと思う。どーってことある。

無印の地下のカフェで昼間っから酒盛り。
仙台から帰省してきた友達とお昼に難波に待ち合わせ。「洋食行こう!」とアーケードを出てしき浪まで歩いたらまさかのお休み、シャッターが閉まってた。
真夏の日ざらしに早いとこどっか入らなお互いにテンションが下がり始めてしまう危機感を片隅に感じながら千日前の方まで引き返した。
こういう時に店のストライクゾーンが狭くてどの店に入るか二の足踏んでるぐらいなら、早いとこ手近に決めて店に入ってイマイチやった方がまだマシやってわかりつつも決めきれずウロウロ。
で、ようやく千とせ過ぎて道具屋筋過ぎて高島屋方面に路地を抜ける寸前に思い当たったミールムジ。じぶんも入ったこと無かったしバッチリ。
4品選べるランチのおかずもアテ目線で選んで、ビールとはちみつワインをまとめ注文してテーブルに並べて近況報告し合った。
アルコールをメインにカフェを捉まえるとこうもなるんやよ、なんて迷惑な客と紙一重。紙一重でセーフ。

布施の駅から布施の匂いを求めて北西方面の商店街界隈をぶらぶらと。
連れてもらう人の数だけ店の数がある。誰もが外せない定番のある街も良いけど、みんながそれぞれに自分の定番を持ってる街は、よりふくよかで安心できる。
なーんとなく予感はあったけど、4軒目と5軒目の記憶がなくて、翌々日に教えられてようやく4軒目だけ思い出したってな顛末。4軒目、王将。4軒目に食べる店に入ってどうすんねん…。
自転車をこいでたら、信号のタイミングで取り残されたような5人が。
でも、何か、信号を待ってるようには見えない。いや、まるで信号は意識外。
むしろ、向きあって色々話てる。・・・御堂筋の側道脇でミーティングしてる。
危なっかしいけど、見ててすげーかっこいい。

「いつ!?どこに!?」
って思わず問い返した昼過ぎの母親からのメール。
その日当日に父親が鰻食べたい気分になって、
急遽仕事帰りに落ち合って食べて帰ることにしたらしい。
定時後の打ち合わせを1つしてすぐに会社出て、
何とか上六の近鉄のレストランフロアの江戸川に18時半過ぎに着いた。
「やったー、幸運にも鰻にありつけたー!」ってな気分で、
グラスビールと鰻定食をご馳走してもらった。
そしたら父親が、「この後どうすんねん?南海飯店の餃子か?」
って聞くから、「いいねー、昼間は餃子メニューに無いし、こういうときぐらい。」
ってノリに乗じるようにしてボールを父親に返して、またしばらく鰻食べながらしゃべってた。
そしたら父親が、「ほな餃子食べなあかんからそろそろ出よか」って言うから、
空腹か満腹かの判断じゃない次元で南海飯店に行くことに乗っかって、
「うそやろぉ(笑)」ってあきれる母親連れてハイハイタウンに向かった。
円卓の一角に座って、餃子3人前、手羽から揚げ、肉団子から揚げを3人で注文。
「私外で待ってるわ」って南海飯店の前でつれない事言うた母親も含めて
何やかんやしんどいどうこう言いながら、みんなで中華をつついた。
楽し。
別れてからの帰り道、母親から、
「あんたと別れた後、あの人に北極アイス10本買わされたわ。子供や。」
ってメールがあって、ニヤけてしまった。素敵な父親やった。
4年ほど前にやった、はにわ作家松江直樹さんのファンによるグループ展ハニワムラ。
その松江さんが結婚するということで、召集がかかって、
「お店に拘るとかじゃなくてドンチャンワイガヤでしょ」ってことで道頓堀のたよしへ。
貸切状態の座敷に並んで座って、料理も早々に出尽くした中で宴が始まった。
彼女(奥さん)もとなりに居てるっていうのに、相変わらず主役の松江さんはイジられっぱなし。
なんか、グループ展自体は3日間だけやったけど、こうやって集まると「メンバー」って感じ。
「ササリーダー」って言われてたの忘れてて久々に言われて、
「あ、リーダーやった」って驚きながら嬉しかった。
2人のこととか、ハニワムラの思い出話とかやったけど、久々に集まってめちゃ楽しかった。
めちゃ楽しかっただけに、それはもう思い出であって、リピートが利かない話。
みんな4年前とは違う新しい場所に立ってる。

たらふく飲んで酔っ払って、2軒目の時間帯になった頃、ひと口焼き鳥食べたいな、って思って八栄亭まで行った。
ひと口仕上げに食べたいなぁと思って行ったのに、もう焼きは終ってて、焼酎一杯と焼いたお餅と浅漬け出してもらいながら、ママと仕事終わりの会話。まるで一緒に働いたみたいな。
露天神社の行事のまじないもして、一緒に拝みに行って見送ってもらった。
鳥は食べれんかったけど幸せやった。

心斎橋をウロウロしながら、18時を回って晩ご飯時を感じてた日曜日。
空っぽの胃袋と神座のラーメンのイメージが余りにぴったりハマり過ぎて、自炊しようかなとかおばあちゃんとこ行こうかなとかそれまで考えてた計画がすべて吹き飛んだ。思い立って外食するぜいたく
でも、神座を出る時は何かもの足りなかった。
全部カウンター席とは言え、カップルや連れだって食べてる客の中、夕暮れ時の繁華街でひとりで食べてたら、少し空しさが残った。
確かに期待どおりの味わいやったんやけどね。

ジュニアが…!!
うわー背の高い雑草やなぁて思ってたら葉っぱが銀杏やった。そらそうかぁ。なんか感動。
北浜で待ち合わせて天六へ。出張やった母親と焼鳥デート。
家族で晩御飯に行っても1時間も店に居ないのに、今日はカウンターに2人並んで2時間半もおった。ひたすら話聞いたけど、まぁ気分よく聞けたんはたまの事やし自分の母親やし、かなぁ。ただ、どうも母親って言うより飲み友達やった。お互いに仕事帰りに落ち合って、こんな関係になれるのも楽しい。
帰り際に「息子また宜しく」ってマスターに言うてたのはちょっと恥ずかしい。けどまぁおもろかった。
上新庄に集合して、地図見て検討つけてウロウロして、もうそろそろお店無さそうやなぁって感じの駅前と住宅地の境目みたいなとこらへんで飲んだ。
カウンター6席だけの飲み屋も、閉店前のお好み焼き屋も、あっという間に店の人とお客さんと食っちゃべってワイワイした。スーツも私服もつっかけも作業服も老いも若いも混じり合える場所。
初めてやのに常連さんに受け入れてもらってあんだけ話して、次また来るのいつかわからへんし大体が上新庄で降りることさえ多分なかなかない。ウチらみたいな一見でも楽しかったのは、一期一会のその瞬間の輝きが価値になってるからかも。
あんだけれは街なかじゃ難しいんやろなぁ、下町やからなんかな。
中之島から土佐堀に出るときに筑前橋通るんやけど、
どうもこの橋からの西向きの景色はいつも目が留まる。
ふと右手の川下を見やって、ハッと感動に覆われる。
今回もしてやられた。
先の視界がちゃんと空に抜けてるから?
いったいこの景色に何が潜んでるんやろ。。。
仕事の合間に窓を見やったら、芝生で昼寝してる。
くそー!豊かやなー!!
やったら違うやん!!って思うやん。
けど、そんなファッションを許してしまう行政。
もー!なんか、都市計画ってうまいことしっかりできんのかなぁー!
超高層が悪いとは言わないけど、それなら「超高層集約の地域」にしてほしい。
それなら開き直れる。
周りが低層の住宅地やのにニョキニョキと2本だけ。
中華料理のコースの途中のお品書きにスパゲティナポリタン出てきたら
「おいっ!」って思うやん。「えっ中華料理やのに?」って戸惑うやん。
「異」がなじむまで10年以上、そのころは、自分の認識も
「路地のある低層住宅地の背景に高層の建物がそびえてるのが大阪の風景」
に変わるんやろう。
3月までの会社の旧グループの飲み会。
中央公会堂のライトアップど真ん中。
北浜テラスをやってるOUIのテラス席からは、
ライトアップだけじゃなくて、中之島を歩いてる人も見えて良い風景。
飲ませ合うわけでもなくワインが3本空いた。
なんか、同窓会みたいに楽しかった。

お昼食べようと東京の友達に声かけて、浅草に集合して煮込み通りへ。
寺社の門前とか沿道にある感じの飲み処。石切さんの門前坂道のうどん屋とかおでん屋とかのような、花見シーズンの仮設大衆酒場のような、そんな感じ。そんな感じも含めて、軒先の席で少しだけ浅草と化した気分になった。
近況報告しあって、これからについても話して、程よく飲み食いして6千円。まぁ程よく。他の人はサッと立ち寄ってアテ少々、酒少々で切り上げて去って行く、浅草寺の休憩。煮込み通り目当てにやってきたウチらとちゃうな…。

見事なまでの晴れ間。穴あいてる。
おかずは家で準備して、炭水化物と汁物にとカップラーメン買って、中之島まで出てきてお昼。その後で保温マグに入れてきたコーヒー飲みながら色々と物思い。
観光ボートが行き交ったりスズメよりおっきい鳥が跳ねてたり、小雨パラついて不安になったかと思えば晴れ間が除いていつの間にか暖まったり。空見たら雲に穴あいてるし。
なんかええわー。この後はもうすぐパソコンとニラメッコの4時間!!

良くしてもらった上司のプライベート送別会に、ボールペン買ったものの好きって聞いてた食パン買いにパンデュースへ。
なんか、ボールペンより喜ばれそうなパンデュースの食パン。


「アウトドアリビング」に変えたら、飲み食いだけを目的に集まらなくてよくなるような気がする。
食後のゆっくりした時間も「食べたし後は帰るだけ」のオマケの時間じゃなくてメインの時間になるやろうし、集まる時もみんなが飲み食い以外の色んなモノを持ってきやすくなるやろうし。
アウトドアリビング、良いね!うん。なんか、ピンと来た感じの春の大和川バーベキューやった。

「心斎橋住んでるんやったらここモーニング行くべし」
って教えてもらって、アメ村の入り口にある喫茶店までモーニングを食べに。
ケバくないしやかましくないし、普通の喫茶店やん〜って思ってたら、だんだん普通に居やすいんが特別に思えてきた。
窓の外は車がウロウロして若者が通りすぎるアメ村で、結界あんのか?って気分になってくる。
店のママも優しくかまってくれる。優しい。アメ村やのにこんなに優しい。で、お店にはアメ村人が入ってきてモーニングとかタマゴサンドとか食べてる。ママみんなに優しい。おかあちゃんや。
ほんまアメ村の店や。朝から思いがけずええお店にめぐりあえた。

際ナンダヨー!!ジコセキニンダヨー!!
中之島が人でいっぱいの休日、淀屋橋から東に向かって歩いた。
陽が降り注ぐなか涼しいトコで休憩しようと思っても、人でごった返してるしベンチに日陰ないし。
「んー川の水際の木陰やな」って思って、バラぞの橋のたもとの柵の切れ目をすり抜けて、川沿いをてくてくすいすい。
柵の内側の人に「あんなトコええの?」とか「アカンことしてるイチビリおるわ」とか言う目で見られるかもなぁって思いながらてくてくすいすい。

ダメ人間が続出するやろうなぁ。
惰性に任せて自転車を漕ぐ、鴨川左岸河川敷。
桜の季節直後、待ってましたとばかりの広がり始める新緑って気持ち良い。
キラキラや!
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